NEWS

Custom Line: 2か月内に4隻を進水。

2025年05月13日

オーダーメイドのCustom Line新造船4隻が アンコーナのFerrettiグループスーパーヨット造船所から進水。

 
2025年5月13日アンコーナ – 2か月足らずの内にCustom LineはアンコーナにあるFerrettiグループスーパーヨット造船所からNavettaライン2隻とプレーニングライン2隻合計4隻のオーダーメイド船を進水させました。 どの船にもブランドデザインが貫かれており、熟練の職人技と技術イノベーションを組み合わせ、オーナーとデザイナー、高い技術を持つ職人が完璧に連携して創り上げられています。それぞれのオーナーのアイデンティティと望みを体現した唯一無二のヨットは、オーダーメイドの特別な価値を見せています。
 
1月 9日に進水した24隻目となるCustom Line 106’ は外装をFerrettiグループエンジニアリング部門が担当。Custom Line Atelier中東アフリカ地区のオーナーと直接密にコンタクトをとり、インテリアデザインに対する戦略的アイデアを提供しました。全長32.82m、最大幅7.4m。クリーンなラインに機能とスタイルを組み合わせたミニマルで美しいバランスが特徴のヨットです。 インテリアはコンテンポラリーフォーマルを基調とし、厳選された素材とナチュラルトーンのカラーが洗練された控え目な雰囲気を作り出しています。壁紙や家具に施されたダークな仕上げと明るい表面を交互にし、オートクチュールのようなシックなムードにインスピレーションを得た色遊びのエレガントなコントラストを見せています。 独立家具やゲスト用の折り畳みテーブルのようなパーソナライズされたソリューションは、オーナーの船上生活に対するビジョンを反映した控え目ながら断固としたスタイルになっています。 フライブリッジエリアはリラックスと社交の場として設計。様々なチェアとソファをアレンジし、 “心地よさと調和のとれたデザインの中に没入し、 家族や友人たちとウェルビーイングなひとときを共有する場所”という船全体のコンセプトに完璧に適合させています。
 
2月13日、34隻目となるCustom Line Navetta 33 がヨットのキャプテン、クルー、ディーラーが出席したセレモニーを経て出港しました。ヨーロッパ地区のオーナーファミリー所有のオーダーメイド船は、外観デザインを担当した戦略製品委員会とインテリアを担当したFerretti グループエンジニアリング部門の建築家とデザイナーのコラボレーションによるもので、オーナーのスタイルに対する意向を反映するためCustom Line Atelierが戦略的アイデアを提供しました。全長33m、最大幅7.52mのヨットのインテリアはシャープで洗練されたスタイルで、ダークな仕上げとレザーのインサート、淡色の大理石の絶妙なバランスが際立っています。綿密に計算されたテクスチャーと素材のコントラストが独特なコンテンポラリーさを表現。その空間に鏡の表面が奥行きとボリュームを与えて新たな開放感を生んでいます。巧みな間接照明使いで建築ディテールの価値を余すところなくライトアップし、各空間は更に心地よいものとなっています。床には畳効果を施したマット仕上げのアメリカンウォールナットを用いて触感と視覚でナチュラルな調和を感じさせ、マスターキャビンにはリブの要素がリズミカルな洗練性を与えるなど、どの空間も オーダーメイドなアイデンティティで成り立っています。
 
2月20日の新しいCustom Line Navetta 30の進水式にはキャプテン、ディーラー、造船所全社員が出席しました。ブランドの排水量型ラインの 23隻目は外装担当の製品戦略委員会と内装担当のFerrettiグループエンジニアリング部門とのコラボレーションで生まれ、インテリアデザインをACPV ARCHITECTS Antonio Citterio Patricia Viel 、外観デザインをFilippo Salvettiが手掛けました。 内装デザインにはエキスパートのCustom Line Atelier中東アフリカ地区のオーナーと直接連携し、 船で生活する人の姿が反映できるようにしました。親しみやすさに焦点をおいた明確なデザインビジョンを持つ、スポーティながら洗練されたヨットです。サンドカラーのレザーとオロビカ大理石のリッチな色調にダークグレー仕上げを中心とした鮮やかなカラーアクセントを加え、大胆でありながら洗練された色彩の相互作用を生んでいます。みんなで会話できる大きなソファやコーヒーテーブルの設置などたくさんのフォーマル・インフォーマルなシート配置や独立家具のソリューションに、ホスピタリティ芸術を理解したデザイン感性が表れています。これはライフスタイルにおいてホスピタリティが不可欠な要素である街出身のオーナーの好みと文化を反映して選択されたものです。
 
2月27日に進水した12隻目のCustom Line 120’はFerrettiグループエンジニアリング部門が手掛けたもので、インテリアをCustom Line Atelierがサポートしました。この全長38.36m、最大幅7.65mのヨットはすっきりとしたシルエットに南北アメリカ地区のオーナーのビジョンを反映しており、広々とした心地よい空間にはひじ掛け付きチェアや奥行きの深いアームチェアが置かれ、快適さへのはっきりとした要望が現れています。明るいニュートラルカラーでまとめられたインテリアはシンプルながら洗練されています。完全オーダーメイドのマスターバスルームには中央にカルカッタゴールド大理石の洗面台が2つ並び、それぞれのサイドに開閉式ミラーとスツールが一体となった化粧台が置かれています。右舷側に広々としたシャワーブース、左舷側はサニタリーエリアです。レイアウトと細部に施された配慮が、最上のウェルビーイングを提供したいという願いから生まれたオーダーメイドデザインの特質を際立たせています。